脱毛サロンを経営するうえで起きがちなトラブルと対処法について解説!
脱毛サロンを経営する中で、できる限り避けたいのがお客さんとのトラブルですよね。どの経営でも同じことがいえますが、今回は脱毛サロンで起きがちなトラブルや、その対処法について詳しく紹介します。トラブルが起こるとどう対処したらよいのか、対応方法次第でトラブルが大きくなってしまうため、ぜひチェックしましょう。
脱毛サロンを経営するうえで起きがちなトラブル
■主に6種類のトラブルが起こっている
脱毛施術後の肌トラブル、効果が実感できないといわれ解約を求められる効果トラブル、料金や勧誘内容に納得できないことによる契約トラブル、予約キャンセルやペナルティによる予約トラブル、料金内容や解約金の食い違いによる料金トラブル、強引な勧誘による勧誘トラブルなどです。
この中で、一番注意が必要なのは肌トラブルです。近頃、機能性や安全性が高い業務用脱毛器が増えてはいますが、光や熱で施術を行なうので、痛みや火傷などの肌トラブルが発生する可能性もあります。万一の事態を想定して、できるだけトラブルが発生しない環境作りが大切です。
万が一、トラブルが起こった際の対処法
■トラブル対処法
まず大切なのは、お客さんの声をヒアリングし、状況を正確に理解することです。トラブルの原因を見つけることで適切な対処につながります。この際、お客さんに非があったとしても、否定するのではなく丁寧に傾聴し対応しましょう。
お客さんの気持ちにまずは寄り添うことで信頼回復することに努めましょう。また、肌トラブルが発生してしまった場合はサロン内で判断するのではなく、専門機関を紹介し適切な診断を受けてもらうことで、責任を負うべき範囲も把握できます。ケースによっては弁護士に間に入ってもらうこともあります。
■返金や慰謝料請求をされた場合
施術による肌トラブルや効果が実感できないなどの理由で、お客さんから返金や慰謝料請求をされてしまうこともあるようです。こういった場合は、サロン側で判断をするのは難しいので、まずはお客さんの気持ちをしっかりと確認し、サロンが責任を負う範囲かどうかを検討します。サロン側に明らかな過失がない場合には、すぐに支払いに応じるのではなく、弁護士を通して話し合うようにしましょう。
トラブル回避方法を紹介!
■あくまでも施術なので無理な勧誘やNG!
トラブルを避けるためには、無理な勧誘は絶対にしてはいけません。お客さんが契約内容や脱毛効果に納得できないまま契約することにつながってしまい、途中解約やクレームのトラブルになってしまいます。
脱毛は医師が行なう医療行為とは異なり、あくまでも施術ですのでしっかりと説明をし、納得してもらったうえで契約をするようにしましょう。また、お客さんに出力パワーを上げてほしいといわれ過剰に上げたりしてしまうとトラブルになるのでしっかりと断りましょう。双方の安全や信頼を守るために大切なことです。
以上、脱毛サロンを経営する上で起きがちなトラブルや対処法、回避方法について紹介しました。脱毛サロンでは施術や接客対応、店舗の欠陥など、さまざまなことが原因でトラブルが発生してしまうことがあります。普段からトラブルにならないようにしていても、何らかの形でトラブルが起こってしまうこともあるでしょう。
脱毛サロンを健全に経営するためにも、万一のトラブルに備えて最適な保険に加入しておくことも大切です。お客さんとの信頼関係を築くためにも、まずはお客さん第一であることをスタッフ全員が統一の意識を持ってお客さん対応をしましょう。第一前提としてこの意識がないといつかトラブルが起こってしまうため、定期的な研修も必要です。