脱毛サロンを開業するなら知っておきたい!脱毛の専門用語その1!
脱毛サロンを開業するなら、専門用語を知っておく必要があります。お客さんから質問されたり施術を説明したりする時に、専門用語を知らないと説得力がないためです。この記事では、脱毛サロンでよく使用される専門用語を紹介します。基本的な専門用語を説明するので、これだけはぜひ覚えておきましょう。
脱毛に関する基本的な専門用語
脱毛に関する用語としてよく使われるのが「永久脱毛」です。永久脱毛は発毛器官の働きを破壊して、体毛が生えないようにします。施術を受けると永久に体毛が生えない印象をもつ方が多いですが、永久脱毛は「最終脱毛をして1か月後の毛の再生率が20%以下であること」を指しており、永久に体毛が生えないわけではないので注意しましょう。
次によく使われるのが「除毛・抑毛・減毛」です。「除毛」は肌の表面に出る体毛を除去する施術「抑毛」は体毛の成長を抑えて抜けやすくする施術「減毛」は体毛を細くする施術です。いずれもよく使用される用語ですので、それぞれの施術についてよく覚えておきましょう。
体毛に関する専門用語
体毛の生え変わりのサイクルを「毛周期」と呼びます。「毛周期」は成長期、退行期、休止期の3つに分かれます。成長期は文字どおり体毛が成長して伸びる時期で、この時期が一番脱毛器の影響を受けやすいとされています。
退行期は栄養の供給が止まり、体毛が抜ける準備をし始める時期です。
休止期は体毛が抜けて新しい毛が生えるまでの時期を指します。表面に生えている体毛の10~15%は成長期の体毛です。そのため一度の施術ではすべての体毛を処理できないため、何度も施術を行うことで脱毛の効果があらわれます。毛周期と脱毛の効果は深いつながりがあるため、それぞれの時期と特徴をよく理解しておく必要があります。
ムダ毛処理に関する用語
ムダ毛処理に関する用語に「自己処理」があります。自己処理は自分でカミソリや毛抜き、除毛クリーム、ワックスを使って体毛を処理することです。レーザー脱毛をする前にお客さんに「自己処理をしてきてください」と伝えることがあります。
ここで注意が必要なのは、脱毛前に行う自己処理はカミソリによるシェービングで、毛抜きや除毛クリーム、ワックスでの脱毛はしてはいけないことです。お客さんに勘違いさせないように「自己処理」という言葉を使用する場合は、どういった処理のことかをきちんと説明しましょう。
施術に関する専門用語
施術前によく使用する専門用語として「パッチテスト」が挙げられます。パッチテストとは、安全に脱毛できるかを確認するため、肌の一部に光をあてるテストです。脱毛サロンでは「テスト照射」と呼ぶこともあります。パッチテストにより、施術前にジェルや脱毛器で肌にアレルギー反応が出ないかを調べられます。
施術後によく使用する専門用語に「ダウンタイム」があります。ダウンタイムとは、施術後から赤みがひくまでの時間のことです。脱毛は通常1~2日で赤みはなくなりますが、3日以上経っても赤みが強くなる場合は肌に異常がある可能性が高いため、来院してもらう必要があります。施術前や施術後はお客さんの安全のためにも、専門用語をきちんと理解しておきましょう。
脱毛部位に関する専門用語
脱毛部位に関する用語でよく耳にするのは「全身脱毛」です。文字通り全身の体毛を脱毛することですが、顔まわりやVIOは対象外としているサロンがあるので、お客さんがどの部位を脱毛したいのかきちんとカウンセリングする必要があります。
次によく使用される用語は「VIO脱毛」です。VIO脱毛はVライン(ビキニライン)、Iライン(陰部周辺)、Oライン(肛門周辺)のデリケートゾーンの脱毛を指します。脱毛したい箇所はお客さんによって違うので、脱毛部位の専門用語を覚えておく必要があります。
まとめ
この記事では、脱毛サロンを開業する時に知っておくべき専門用語をまとめました。お客さんに施術についてきちんと説明するためにも、専門用語を理解しておく必要があると分かっていただけたのではないでしょうか。今回紹介した専門用語以外にも、脱毛に関する用語はたくさんあります。安全に施術を行うためにも、専門用語を勉強して理解を深めておきましょう。