SSC脱毛とは?具体的な仕組みやその他の脱毛方法との違いを理解しよう!
エステサロンを開業する方にとって、どのような脱毛方法で開業するか悩む方もいるでしょう。脱毛方法にはさまざまな方法があり、それぞれのメリット・デメリットもあります。今回は、SSC脱毛の特徴やメリット・デメリット、またその他の脱毛方法との違いを紹介します。基本的な知識としてチェックしておくとよいでしょう。
SSC脱毛とは?
■滑らかな肌をコントロールする
SSC脱毛とは、スムース・スキン・コントールの略称となっており、滑らかな肌をコントロールするという意味です。特殊なジェルであるビーンズジェルをクリンプトンライトの光で浸透させることで、脱毛が可能になります。ビーンズジェルには、抑毛効果がある成分が含まれていて、毛の成長を抑制してくれる機能があります。
また、脱毛業界の中で唯一、キセノンランプ以外の光を使用しているようです。刺激や痛みに弱い人にとっては嬉しい特徴の1つです。ただ、SSC脱毛を含む光脱毛は、永久脱毛ではなく、減耗や抑毛を目的としているところは理解しておく必要があります。
SSC脱毛はその他の脱毛方法と何が違う?
■IPL脱毛
IPL脱毛はインテンス・パルス・ライトの略で、広域帯の光を照射することで脱毛をします。SSC脱毛はジェルの作用で脱毛するのに対して、IPL脱毛は毛根(メラニン色素)に反応するキセノンライトを照射することで脱毛を行なうようです。メラニン色素に反応するので、太くて濃いムダ毛に効果が期待できるのが特徴です。ワキや男性のヒゲに効果があります。
■SHR脱毛
SHR脱毛は、スーパー・ヘアー・リムーバルの略で、別名蓄熱式脱毛と呼ばれています。IPLと同じでキセノンライトを照射することで脱毛をしますが、メラニン色素ではなく、バルジ領域(毛の生成を指令する部位)であることが大きな違いです。弱い光を蓄積させるようにして脱毛をするので、痛みが少ないのが特徴です。また、メラニン色素が少ないうぶ毛や薄く細い毛も脱毛できます。
■レーザー脱毛
レーザー脱毛は、医者や看護師などの国家資格を持つ人のみが施術できる脱毛です。医療行為に該当するので、原則的にはエステサロンで扱うことはできません。IPLと同じでメラニン色素をターゲットとする脱毛ではありますが、レーザー脱毛のほうが出力パワーは高く、永久脱毛効果があることが特徴です。ただ、ほかの脱毛方法と比べて痛みや刺激が強くなります。
SSC脱毛のメリット・デメリット
■メリット
SSC脱毛は、ジェル自体に抑毛効果があるので、出力が弱くても脱毛効果があります。痛みが少ないことがメリットの1つであるようです。また、ジェルには植物由来の成分が含まれているので、美肌効果もあります。その他、短時間で施術ができ、全身脱毛であれば60分ほどで終わります。
■デメリット
デメリットとしては、効果を実感するまでに時間がかかってしまうことです。また、光を使用するので、日焼けした肌やほくろなどに施術をしてしまうと肌トラブルとなってしまいます。施術に向いている部位や向かない部位もあるので、部位に合わせた施術をするのが望ましいです。
以上、SSC脱毛やその他の脱毛方法との違いなどについて紹介しました。SSC脱毛は、ジェルと光の騒擾効果で脱毛を行なう仕組みなので、産毛から濃い毛までカバーできます。そのため、毛質を選ばずに施術を行なうことができますね。しかし、他の脱毛方法と大きな違いがない場合もあるので、業務脱毛機を選ぶ際は脱毛方式だけではなく、信頼できるメーカーなのか、購入後の保証や壊れにくさなども含めてしっかりと確認しておくことが大切です。お客さん第一なので、顧客満足を高められる機器投資をしましょう。