業務用脱毛器は定期的なお手入れが必要?具体的な方法を学ぼう!
業務用脱毛器を扱う際に忘れてはいけないのは、定期的なお手入れです。機械を長持ちさせるためにも、お手入れは欠かせません。この記事では、業務用脱毛器のお手入れ方法や注意点を取り上げます。
業務用脱毛器は定期的なお手入れが必要?
業務用脱毛器に、定期的なお手入れが必要といえるのには3つの理由があります。
1つ目の理由は、耐用年数に対して保証期間が短いからです。脱毛器には1〜2年の保証期間がありますが、耐用年数は5〜7年とされています。耐用年数の間に脱毛器の故障を減らすためにも、定期的なお手入れは必要です。
2つ目の理由は、収益を上げることにつながるからです。脱毛器の定期的なお手入れをすると、故障率が下がります。故障率が下げられれば、高額な修理代を払うことなく、収益性を高めることにつながります。
3つ目の理由は、営業をストップさせないためです。万が一、サロンの営業中に脱毛機が故障してしまうと、行う予定だった施術が行えなくなってしまいます。営業がストップすると、収益に影響するだけでなく、来店する予定だった方々にも迷惑をかけてしまいます。サロンの信頼度を下げないためにも、脱毛器の定期的なお手入れは大切です。
業務用脱毛器のお手入れ方法
業務用脱毛器は、毎日のお手入れが欠かせません。では具体的に、どのようなお手入れ方法があるのかといえば、まず手で触れる部分を拭いて掃除します。操作に使用するボタンやツマミなどは手で頻繁に触れるので、汚れが溜まりやすい部分です。
また、最近は大抵の業務用脱毛器が液晶パネル式となっていて、このパネルも手垢が溜まるとタッチの反応が鈍くなってきます。消毒用アルコールを染み込ませたタオルで拭き掃除をし、清潔に保ちましょう。
次に、ハンドピースの清掃と消毒します。肌に直接触れるハンドピースは、ジェルや皮脂で汚れるため施術のたびに拭き取っておく必要があります。それに加え、業務終了後にアルコールをつけた綿棒などで細かな隙間も清掃・消毒しておけば安心です。
さらに、フィルターのホコリを取るお手入れも忘れないでください。フィルターにホコリが詰まってしまうと、上手く空気を取り込めず、マシンの放熱ができません。故障を防ぐためにも、掃除機でフィルターのホコリを吸い取りキレイに保つことが大切です。ハンドピース内のフィルターを取り出せるタイプの脱毛器の場合は、とくにホコリや汚れが入りやすく、こまめにチェックする必要があります。
加えて、ハンドピース内のフィルターの異常も確認しなければいけません。フィルターが劣化した状態で使用し続けると、波長や出力が変化してしまう危険性があるからです。
業務用脱毛器の手入れ時の注意点
手入れ時に注意しておきたい点としては、次の2点があります。
1点目は、一台ごとの管理をすることです。すべての機械が同じ時期に故障したり、寿命を迎えることはなく、使用頻度や個体差によって寿命や買い替え時期は異なります。そのため、一台ごとに状況を把握しておくことで、適切に機器を管理可能です。
2点目は、365日体制でフォローを行なっている業者に、脱毛器の保守を依頼することです。脱毛器の故障があったときに、次の日まで連絡が取れないのでは意味がありません。万が一の時にいつでもサポートが受けられるよう、保守業者の営業体制を確認しておきましょう。
業務用脱毛器には、定期的なお手入れが欠かせません。操作に使用するボタンやツマミなどはもちろんのこと、フィルターのホコリもしっかり取り除いて清潔さを保つことが大切です。また、一台ごとに適切に管理していくように気をつけましょう。