業務用脱毛器の出力とは?種類ごとの違いについても知っておこう!
業務用脱毛器の出力は、脱毛器の種類ごとによっても異なります。では、出力が違うことでどのような変化があるのでしょうか。この記事では、脱毛器の出力について解説します。業務用脱毛器を購入する際に役立ててください。
業務用脱毛器の出力とは?
業務用脱毛器の出力とは、脱毛器から照射される光やレーザーのパワーや威力のことです。つまり、出力によって「脱毛効果がでるかどうか」が決まるともいえます。しかしながら、出力が強いからよいといい切れるわけではありません。脱毛器の出力が強ければ、痛みが強くなり肌への負担がかかります。また、最近では出力が弱くても肌内部にしっかりと光を届ける脱毛器も存在しているからです。
業務用脱毛器の種類ごとの出力の違い
業務用脱毛器には3つの種類があり、それぞれ出力が違います。
1つ目は、レーザー脱毛器です。単一の波長を持つレーザー光線を毛根に当てて組織を破壊し、毛が生えないようにします。医療機器なので、医師免許のある医師のいるクリニックでのみ施術が可能です。レーザー脱毛器は出力が最も高く、光脱毛器と比較すると効果も強力だといわれています。しかし、パワーが強いため発生する痛みも強いので注意が必要です。
2つ目は、光脱毛器です。複数の波長を持つ光を当てて毛を処理する「光脱毛器」は、多くの脱毛サロンで主に導入されています。レーザー脱毛器よりは出力レベルが劣りますが、出力が少ない分痛みも少なく済むのです。医療脱毛器に比べると効果は出にくいですが、じっくりと時間をかければ脱毛効果がしっかり現れます。
3つ目は、ニードル脱毛器です。この脱毛器は、他2種類の脱毛器とは脱毛の仕組みが異なります。まず、脱毛する箇所の毛を抜き、その箇所の毛穴に電気針を挿入して電気を流します。次に、毛乳頭と呼ばれる毛を育てる箇所にダメージを与えて、毛を再生できなくするのです。ニードル脱毛器は光を照射するシステムではないため、出力の強弱はあまり考える必要はありません。最も効果が強い、永久脱毛に当たります。しかし、強い痛みがともなう恐れがあるので、脱毛する際には注意が必要です。
業務用脱毛器を選ぶ際は出力以外の項目
業務用脱毛器を選ぶ際は、出力以外にも気をつけたいポイントがあります。
1つ目は、コストパフォーマンスです。光脱毛の場合、1ショットにかかる費用によっては1回の施術でコストに大きな差がつく場合があるのです。たとえば1ショットが0.1円か、2円かという違いでも、2,000発なら一人当たり3,800円もの差が生じてしまいます。そのため、細かい費用の違いもチェックしておきましょう。また、ほとんどの光脱毛器は30〜40万発程度でランプの交換時期を迎えるため、交換費用も合わせて確認しておくことをおすすめします。
2つ目は、メーカーの実績です。業務用脱毛器の製造元が信頼できるメーカーであるなら、安心できます。すでにいくつかの機器を販売しており、販売実績や大手のエステサロンでの導入実績があるかを確認してください。
3つ目は、機器の安全性です。現品を直接見て、機器の操作や安全性を確認しておいてください。出力を変えられるか、自動停止機能や誤作動を予防する機能があるかなどもチェックすることが大切です。
4つ目は、保証内容です。ほとんどの業務用脱毛器は1〜5年程度の保証が付いています。パーツの交換・修理・アフターフォローなど保証内容はメーカーによって異なります。したがって業務用脱毛器を選ぶ際、どんな保証がついているかを確認するようにしてください。
業務用脱毛器を選ぶ際、出力を考慮するのは大切なポイントです。また他のポイントとして、コストパフォーマンスやメーカーの実績なども考えて脱毛器を選ぶとよりいいですね。