施術時に脱毛ジェルは使用するべき?メリット・デメリットを知ろう!
脱毛サロンでは、施術前に肌に脱毛ジェルを塗布するのが一般的ですが、なぜジェルが必要なのか疑問に感じたことがある方も多いのではないでしょうか。今回は、施術時に脱毛ジェルを使用する場合のメリット・デメリットについてご紹介します。脱毛を行う予定のある人などは、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも脱毛ジェルとは?
脱毛ジェルとは、光脱毛や医療レーザー脱毛を行う際に、脱毛機を照射する前に脱毛部位に塗るジェルのことです。肌にジェルを塗り、そのうえから脱毛機をあてていくという流れが一般的です。
照射後、残ったジェルはスパチュラでおおまかに除去し、さらに残っているジェルは精製水を含むコットンで拭き取ります。
脱毛時にジェルを使用するメリット・デメリット
脱毛時にジェルを使用するメリット・デメリットについて詳しく解説します。
【メリット】お肌が保護できる
脱毛ジェルには、肌を保護するという大きな役割があります。業務用脱毛機が照射する光は、毛の組織にアプローチするときに熱エネルギーに変わるため、熱さや刺激を感じてしまう可能性があります。
お客さんの肌を火傷などのトラブルから守る意味でも、施術時のジェルの塗布は有効な方法です。
【メリット】施術効果が高まる
業務用脱毛機が照射する光は水分に吸収される性質があり、乾燥している肌よりも保湿されている肌の方が、脱毛効果が高まります。施術効果を高めてお客さんにご満足いただくためにも、脱毛ジェルは施術に欠かせないものと言えるでしょう。
【メリット】施術を素早く行える
業務用脱毛機のなかには、滑らせるように照射しスピーディーに施術が行える「連射タイプ」があります。しかし、この連射タイプを滑らせる際に脱毛ジェルを塗布しないまま照射すると、肌に摩擦が加わり、負担を与えてしまう可能性があります。お客さんへの肌への負担が少なく、かつ施術を素早く行えるのも脱毛ジェルのメリットです。
【デメリット】冷たく、ふき取りの時間がかかる
脱毛ジェルのデメリットの一つが「冷たさを感じやすいこと」です。脱毛ジェルは肌よりも温度が低いものが多く、肌に塗布したときにヒヤッとした冷たさを感じることが避けられません。
また、「ふき取りの時間がかかること」もデメリットです。全身脱毛のように範囲が広くなると、それだけジェルをふき取る際に、多くの時間がかかってしまいます。
脱毛時にジェルを使用しないことによるメリット・デメリット
脱毛時にジェルを使用しないことによるメリットとデメリットについても、よく理解しておきましょう。
【メリット】寒くない
脱毛ジェルを使用しない場合、寒さを感じにくいのがメリットです。冷たい思いをすることがないため、寒さに弱いお客さんでも不快感なく、施術が受けられます。
【デメリット】痛みや肌トラブルが発生する可能性も
ジェルを使わずに脱毛できる脱毛機には、冷却機能がついていて熱さから肌を守る仕組みになっています。しかし、ジェルを塗らないことで焦げた臭いが出ることもあり、痛みや肌トラブルが発生する可能性も否定できません。ジェルを使わない施術は、肌トラブルにつながる恐れがあることも知っておきましょう。
今回は、施術時に脱毛ジェルを使用する場合のメリット・デメリットについてご紹介しました。脱毛ジェルを使用するデメリットは、ヒヤッとした冷たさを感じやすいことと、照射範囲が広い場合にふき取りの時間がかかることです。とはいえ「お客さんのお肌が保護できる」「施術効果が高まる」などのメリットを考えると、デメリットはそこまで重要なものではないと考えられます。お客さんのなかには、普段から乾燥肌に悩んでいる方も少なくなく、そういった方のトラブルリスクを低くするためにも、脱毛ジェルは必要と言えるでしょう。脱毛ジェルの使用について疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。