脱毛できる年齢とは？親が知っておきたい子どもの脱毛に関する注意点

　　　　

子どもに脱毛はまだ早いと考える方は多いと思います。しかし、思春期になればムダ毛が気になり、脱毛をしたいと思う子供もいるはずです。ある程度の年齢になれば、子どもも脱毛ができますが、保護者がしっかりと注意をしなければならないことも多くあります。そこで今回は、子どもが脱毛するメリットや注意点などについて紹介します。

親が知っておきたい子どもの脱毛できる年齢

今のところ、脱毛ができる具体的な年齢は決められていません。肌の状態によっては、小学生低学年でも脱毛の施術ができるクリニックもあります。しかし、あまりにも幼い子供の肌は、ちょっとした刺激でトラブルを起こしますので、ある程度の年齢までは、脱毛を控えた方が良いでしょう。

自己処理のリスク

どうしても気になるムダ毛を子供が自分で勝手に処理すると、肌に大きなダメージを残す場合があります。カミソリやシェーバーを使うと肌の角質まで落とし、保湿機能が低下します。毛抜きで抜くと、毛穴が閉じて埋没毛が発生し、ボツボツとした見た目になることもあるのです。

せっかくのきれいな肌が荒れてしまわないように、子どもには、自分で処理することの危険性を教えておきましょう。

目安は高校生以上

脱毛を始めるには、ある程度ホルモンバランスが安定してくる時期が最適です。女子なら月経が始まり、ある程度周期が決まってきたころ、男子なら声変りが終わったころと考えてください。目安としては高校生になったころでしょうか。

ただし、ホルモンバランスには、非常に個人差があるため、肌や毛の状態を確認した上で、判断することが重要です。

子どもが脱毛するメリット・デメリット

未成年の子供が脱毛することには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

肌のトラブルが防げる

脱毛をすれば、自分で処理する必要が無くなる、もしくは非常に少なくなるために、ムダ毛の自己処理回数が非常に少なくなります。そのため、自己処理が引き起こすさまざまな肌トラブルを防ぐことができるのです。

カミソリや毛抜きなどで何度もダメージを受けると、シミやくすみの原因にもなります。しかし、脱毛すれば、最低限のお手入れだけで済みますので、きれいな肌をキープしやすくなるのです。

コンプレックスが解消できる

思春期になって、体毛が濃くなると、男子・女子問わず他人の視線が気になってきます。人よりも体毛が濃いような気がして誰にも相談できないまま、悩み続けている子供たちも多いはずです。それがコンプレックスになり、自分に自信が持てない、学校に行きたくないなどの理由にもなりかねません。

しかし、脱毛することで、毛の悩みが無くなれば、学生生活をもっと楽しく過ごせるようになれるでしょう。

施術後の肌トラブルが起きやすい

思春期・成長期の未成年は、皮膚の機能が未熟です。肌が柔らかく皮膚も薄いため、脱毛施術による肌トラブルが起こりやすいということは大きなデメリットです。大人なら問題ない程度のライトの出力も、子どもの場合は負担が大きくなることもあります。

施術中の痛みや熱さも大人より感じやすく、また施術後の赤みも強く出る可能性も少なくありません。

施術後の注意が必要

施術後のお手入れは、大人の場合よりも丁寧に、しっかりと行うことが大切となります。お手入れを怠ってしまうと肌へのダメージが残ってしまうこともあります。

しかし、子ども自身で十分なお手入れができないことも多いので、保護者の負担が大きくなるという点がデメリットと言えます。

親が子どもの脱毛を決める前に知っておきたいこと

子どもに脱毛をさせる場合は、施術後に肌トラブルなどで困らないためにも、以下のポイントについて把握しておきましょう。

保護者の同意が必要

脱毛はたいてい数回にわたって施術を行います。その費用は、子どものお小遣いで賄えるようなものではありません。また、脱毛施術の安全性はもちろん高いのですが、やはりリスクもあります。未成年の子供が脱毛する場合は、これらの点について、保護者に同意がないと契約ができません。

保護者としては、しっかりと施術内容を聞く、丁寧なカウンセリングを行ってもらうなどの配慮も必要となります。ですので、子どもの脱毛施術を契約するまでには成人よりも手間がかかると思ってください。

日焼けをしていると脱毛施術ができない

脱毛施術は、程度にもよりますが、基本的には日焼けをしていると行えません。特に部活などで真っ黒に日焼けをしている子供の場合は、脱毛はできません。

学校生活でも注意が必要

脱毛施術後は、肌にダメージを受けている状態ですので、しっかりとしたお手入れをしなければなりません。その他、出来るだけ体温が上がるような運動を控える、紫外線に当たらないようにするなどの注意も必要です。

このような脱毛後のお手入れを行うことは、少なからず学校生活や部活にも影響を与えることもありますので、脱毛施術のスケジュールへの配慮も必要となります。

まとめ

子どもの脱毛には、ホルモンバランス・肌の負担などから、さまざまな注意点があります。しかし、本人が脱毛を望んでいるなら、出来るだけ叶えさせてあげたいものです。そのためには、保護者が子供の脱毛に関するデメリットや注意点をしっかりと理解することが重要です。

将来にわたってきれいな肌をキープし、不必要なコンプレックスを持つことのない毎日を、ぜひ子供にプレゼントしてあげてください。

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