光脱毛器の光は目に悪い!?直接見てしまうとどんなリスクがあるのか?
光脱毛器を使っている脱毛サロンでは、施術者がサングラスのようなものをかけて施術しているのを見たことがある人もいるでしょう。家庭用脱毛器でも、専用サングラスがついていることもあるので、「脱毛器の光は目に悪いのかな?」と気になりますね。この記事では、脱毛器の光についてまとめています。
光脱毛器の光は人体に悪影響ではない
脱毛器を使用する際にサングラスをつけているのを見ると、「脱毛の光は人体に何らかの影響をもたらすのではないか?」と気になるものです。施術を受ける側もサングラスやゴーグルなどをかけるので、やはり「何か目に影響があるのかな?」と思いますね。
しかし、光脱毛器の光で失明してしまう、視力が低下してしまうというようなことはほぼありません。可視光線なので人体に悪影響が出るほど危険な光ではないのです。脱毛サロンの光は、波長が長いものとなっています。波長が長いので身体に影響を及ぼす紫外線やX線などとは異なります。波長の長い光でも、直接眼球にあててしまうと失明や視力低下といったリスクもあるかもしれませんが、脱毛サロンで直接目に光を当てることはないので、人体に悪影響はないといえるのです。
光脱毛器の光を直視してしまうリスク
光脱毛の光は、目に直接あてることがなければほぼ無害といえます。しかし、脱毛器の光を直接見てしまうことで残像が残ったり、精神的ショックが出たりするなどのリスクはあります。
残像が残る
太陽を直接見てしまったり、懐中電灯や明るい光を直接目に浴びてしまったりしたときに視界の中央にぼやっとしたものが残ることがあります。これが残像です。もし光脱毛器の光を直接見てしまった場合、この残像が残る可能性はあるでしょう。通常はしばらくすれば元に戻りますが、なかなか戻らない場合は眼科で診てもらってください。
精神的なショックが出る
脱毛機の光を直接見てしまったことで、精神的なショックが出ることもあります。吐き気やめまいなどが起きる人もいるので注意しなければいけません。光感受性てんかんと呼ばれています。
光が眩しく感じる
脱毛機の光は、普段の生活では見ない強めの光です。そのため、強い光を受けて興奮状態になっていると目のピントが合いにくくなり一時的に視力が低下してしまったり、光が眩しく見えたりするということが起こる場合があります。これも自然に治りますが、治らない場合は眼科を受診しましょう。
光脱毛器を安全に使用するために気をつけたいこと
光脱毛機で目にダメージが出るということはほぼありません。それは、施術者がきちんと理解して目にダメージがないように対策をしているからです。では、どのような対策をすればよいのでしょうか。
施術中は目をつむってもらう
脱毛サロンやクリニックでは、サングラスやゴーグルを着用してもらって施術をします。その際、念のため目をとじてもらうようにしましょう。そして、施術者もサングラスやゴーグルを着用します。目をとじてもらうことで、確実に目を保護できるので安心です。
顔まわりを照射する際はタオルも使う
脱毛機の光が漏れることがないように、サングラスやゴーグルをしたうえからタオルをのせるようにするとよりしっかり保護できます。顔まわりの脱毛では、光が目に入りやすいのでこのように対策すると安心です。
まとめ
光脱毛機の光は、目に悪影響が出るほど強いものではありませんが、万が一のことも考えて対策はしなければならないでしょう。目に光が入らないようにするために、施術者がきちんと管理しなければなりません。不明なことがある場合は、機械の製造元にも確認し、安心して施術ができるようにしてください。また施術者の安全を考えて、必ずゴーグルやサングラスは用意しておきましょう。