脱毛の施術後、お風呂に入っても大丈夫?何時間後からならOK?
脱毛に行くと「今日は入浴を控えてください」と説明されますが、なぜダメなのか気になりますよね。お風呂好きな人なら、少しくらい…と考えるかもしれません。しかし脱毛当日の入浴NGには、きちんとした理由があります!今回はその理由についてと、脱毛当日のシャワーで気をつけたいポイントも解説します。
脱毛後に入浴してもよい?
脱毛した当日の入浴はNGです。入浴NGの具体的な理由を解説します。
照射の熱で肌が炎症している
脱毛したあとの肌は、軽い炎症を起こした状態です。脱毛はメラニン色素に反応するレーザーや光を照射して、熱のダメージを与えます。そのため、肌の水分も奪われて、炎症を起こすのです。日焼けをしたあとに入浴すると、さらに肌が赤くなるように、脱毛後の入浴にも同じことがいえます。
赤みやかゆみが出やすい状態になっている
脱毛したあとにケアをしないで放置すると、赤みやかゆみが出やすくなります。レーザーや光による脱毛は、とても効果の高い脱毛方法です。効果を感じやすいように強いエネルギーを照射するので、脱毛後の肌はすごく乾燥しています。脱毛したあとは、いつも以上のケアが必要です。
状態のいい肌を保ち続けるため
脱毛後の入浴がNGな理由として、肌のコンディションを大きく崩さないためもあります。ただでさえ脱毛後の肌は乾燥して、かなりデリケートな状態。些細なことがキッカケで、悪化する可能性もあります。一度悪化した肌を回復させるのは、かなりの努力と根気が必要。数日の入浴はグッと我慢して、肌のコンディションを崩さないようにしましょう。
脱毛後に温泉に入ってもよい?
脱毛後に温泉に入るのも当然NGです。むしろ温泉の場合は、数日~1週間くらい控えたほうがいいかもしれません。その理由をご紹介します。
雑菌により肌トラブル
温泉の湯に含まれる雑菌が、脱毛後の肌に悪影響する可能性があります。たくさんの人が利用する温泉には、目に見えない雑菌がたくさん潜んでいるものです。脱毛後の肌はレーザーや光の照射を受けて、ダメージを受けた状態。バリア機能も低下しており、毛穴も開いています。その状態で温泉に入れば、目に見えない雑菌が毛穴に侵入し、赤みやかゆみといった肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。
泉質による肌トラブル
温泉の泉質による効能が、肌トラブルの原因になる可能性もあります。普段の健康な肌であればバリア機能が正常に機能しているため、とくに問題にはなりません。しかし、脱毛のレーザーや光によってダメージを受けた肌には、かなり強い刺激となります。また、温泉施設によっては、塩素消毒が行われている場合も。敏感肌の人や肌が荒れやすい人は、控えたほうが無難です。
脱毛の施術がシャワーのみがおすすめ
脱毛した当日は、軽めのシャワーで済ませましょう。シャワーを浴びるとき気をつけるポイントは、次の3つです。
・脱毛後1時間は控える
・いつも以上に優しく洗う
・お湯はぬるめの温度に設定する
・シャワー後のケアも忘れない
脱毛当日は、いつも以上に優しく体を洗いましょう。石鹸やボディソープはよく泡立てて、なでるように洗います。できれば、低刺激の石鹸やボディソープにすると安心です。お湯の温度は38~40℃くらいに設定しましょう。「ちょっとぬるい」と感じるくらいがベストです。
熱すぎるシャワーは、赤みやかゆみといった肌トラブルの原因になるため控えてください。脱毛当日のシャワーは、その後のケアも大切です。化粧水やクリームでしっかり保湿しましょう。翌日以降も保湿は継続して、外出するときは忘れずに日焼け対策をしてください。
まとめ
脱毛当日の入浴は控えましょう。レーザーや光を照射した肌は、炎症している状態です。ちょっとの刺激にも反応して、赤みやかゆみが出る可能性があります。当日は自宅のシャワーで、いつも以上に優しく洗いましょう。雑菌や泉質が肌トラブルの原因になるため、数日は温泉も控えてください。ただし、脱毛サロンやクリニックによって、入浴についての指導は異なります。気になる人や温泉に行く予定がある人は、事前に確認しておきましょう。